地盤の状態を改変する処置。建造物を構築するための処置で、地盤支持力の増強、不同沈下の防止、地震の際の液状化防止などのために実施される。
地盤改良の工法には、
・締め固め工法(振動を与えて地盤を固める)
・置換工法(地盤土を掘削し良質土に置き換える)
・脱水工法(井戸や排水路によって土中の水分を排出する)
・載荷工法(一定期間加重して地盤を沈下させ安定化する)
・混合処理工法(固化材を混和する)
・杭工法(杭を打ち込んで支持基盤とする)
などがある。
工法は、地盤改良の目的、地盤の状態、改良が必要な地盤の深さなどに応じて選択される。また、事前に地盤調査を行なうことが大切である。
- カテゴリ
-
建築・住宅用語
- 五十音・
アルファベット
-
し