賃貸する建物について算定した総床面積に対する賃貸可能床面積の割合。
建物のエントランス、廊下、共用階段、エレベーターなどは賃貸の対象ではないので、賃貸可能床面積に算入されず、賃料を得ることができない。従って、レンタブル比が大きい建物ほど、収益の効率性が高いことになる。ただし、これら賃貸の対象にならない空間や設備は、マンションや事務所ビルの安全性、利便性、雰囲気、住み心地や働きやすさなどに寄与することが多い。賃料に反映されるスペースなのである。
レンタブル比は、賃貸不動産に投資する場合に、収益性を評価する指標の一つとされているが、その数値だけで投資の有利性は判断できない。
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