名古屋市南区の不動産情報

愛知県名古屋市南区の地域情報

名古屋市南区は、名古屋市南部に位置し、2022年4月現在、人口132,377人を有する名古屋市を構成する16区のうちのひとつです（名古屋市南区「南区の統計（人口など）」より）。東部はなだらかな丘陵地帯となっていますが、全体的に平地が多く、古くは江戸時代から開発が進みました。近代では鋼鉄や金属、機械、化学の工場地帯として発展し、その従業員の住宅地として多くの団地や宅地が点在しています。中心となる地区が存在せず、区全域に渡って住宅地が広がっており、あわせて商業地も発展するなど下町としての昔ながらの雰囲気を残す地域といえます。また、縄文・弥生時代の土器などが多数発掘されており、古い歴史を持つ街でもあります。

混雑を避けて都心部へ

名古屋市南区の北東部には名古屋市営桜通線が、中央部には縦断するようにJR東海道本線と名鉄名古屋本線・常滑線・築港線が通っており、いずれからも都心部の名古屋駅へのアクセスが抜群です。名古屋市営桜通線桜駅から名古屋駅までは約20分、JR東海道本線笠寺駅からは約10分、名鉄名古屋本線本笠寺駅からは約20分、名鉄常滑線大江駅からは約15分で到着できるため、通勤・通学はもちろんレジャーなど多くの人々が目的に合わせて利用しています。

歴史文化に触れられる街

鮮やかな朱色の本堂が美しい笠覆寺は、笠寺観音の通称を持つ、729年に僧禅光が開いたとされる古い寺院です。尾張四観音のひとつで、十一面観音菩薩像が安置されています。また「色紙墨書妙法蓮華経巻第五」は、国の重要文化財で、ほかにも県指定文化財の「笠覆寺文書」「梵鐘」などが保管されています。毎月18日には境内でフリーマーケットが行われ、多くの区民でにぎわいます。

見晴台遺跡は笠寺公園内にある遺跡です。ここは旧石器時代の石器や縄文時代の貯蔵穴が発見された場所で、併設された見晴台考古資料館ではその出土品を見学することができます。

下町の風情が残る街でゆったりと暮らす

都心からのアクセスが抜群な名古屋市南区は、古くからの人情味があふれる街でもあります。多くの歴史文化財も残っているため子どもの教育にもぴったり。また、市内には有名アーティストのコンサートが行われる大規模アリーナを備える総合体育館などもあり、各方面より多くの人々が訪れる地域です。このように名古屋市南区には緑も多く、整った環境でゆっくりと暮らすことができるでしょう。

（※表示の電車所要時間は日中平常時のものです。実際の所要時間は時間帯により異なります。また、乗り換えや待ち時間は含まれておりません。ダイヤ改正などにより変更になる事もあります。）