佐倉市の不動産情報

千葉県佐倉市の地域情報

千葉県北部、下総台地の中央に位置する佐倉市の市域は印旛沼の南に広がっている傾斜地、台地から成っており、その間を高崎川や鹿島川などの河川が印旛沼へと流れています。台地の標高は約30mで、北から南へ行くほど高くなっていきます。市内でも印旛や佐倉城址周辺や南東部にある農村地帯には今でも豊かな自然の姿が残されています。年間の平均気温は15℃前後であり、比較的温暖です。佐倉という名称の由来には諸説ありますが、古くよりこの地に人々が蔵を建てて生活を営んでいたことが佐倉という地名からうかがい知ることができます。2022年3月末現在、佐倉市の人口は171,747人です（佐倉市　人口情報「町丁別年齢別人口データ」より）。

佐倉市における交通アクセス

佐倉市は、東京都心から約40kmの場所に位置しています。市内にはJR総武本線・成田線佐倉駅のほか、京成本線志津駅、ユーカリが丘駅、京成臼井駅、京成佐倉駅、大佐倉駅があります。また、山万ユーカリが丘線のユーカリが丘駅、地区センター駅、公園駅、女子大駅、中学校駅、井野駅があります。東京駅から佐倉駅までは特急列車「しおさい号」で約43分、JR総武本線快速では約58分で到着します。高速道路は東関東自動車道路の佐倉ICがあり、国道は265号および51号が市内を走ります。車によるアクセスは東京エリアからは約60分、横浜エリアから約90分、成田エリアから約30分、船橋エリアからは約40分と、各都市からの交通の利便性が高くなっています。佐倉市コミュニティバスが運行しているほか、ユーカリが丘や国立歴史民俗博物館から東京駅までの高速バスも発着しています。

かつての城下町としての面影を残す

江戸時代のはじめ、土井利勝により佐倉城が築城されたことをきっかけに、佐倉市は城下町として繁栄してきました。佐倉藩の歴史は258年間にもおよび、堀田家が治めた141年間の石高はおよそ11万石と千葉県では最大の藩でした。現在その佐倉城の跡地は佐倉城址として整備されていて、隣には国立歴史民俗博物館もあり、佐倉市の歴史や文化を知ることができます。佐倉市には年間を通してさまざまな市のイベントがあります。春には佐倉城址の桜が有名で、夏には毎年市内10カ所で花火大会があります。10月に3日間にわたって行われる佐倉の秋祭りは五穀豊穣を祝って豪快かつ、勇壮な千葉県最大級の神輿の練り歩きが見られます。

歴史がありながらも住みやすい地域社会をめざし続ける

佐倉市は自然の豊かな恵みに支えられながら、古くよりさまざまな歴史が刻まれてきた場所です。市内には緑豊かな自然が残っていて、旧石器時代から近代までの文化財や史跡などもあり、歴史の息吹を感じさせます。佐倉市は「歴史 自然 文化のまち」の実現を目指し、市民の協力のもと住みやすく豊かな地域社会の形成のためのまちづくりが推進されている地域です。

（※表示の電車所要時間は日中平常時のものです。実際の所要時間は時間帯により異なります。また、乗り換えや待ち時間は含まれておりません。ダイヤ改正などにより変更になる事もあります。）