市原市の不動産情報

千葉県市原市の地域情報

千葉県市原市の概要

房総半島の中央に位置する市原市は温暖な気候や豊かな海の幸・山の幸に恵まれています。かつて、「総」と呼ばれる良質の麻の収穫量が多かったため、「総の国」と呼ばれていました。大化の改新後に上総国府が設置され、江戸～大正時代には市を流れる養老川が物資輸送のための幹線としての役割を担っていました。その後何度かの統廃合を経て、1967年に現在の市原市となりました。市の面積は368.17㎢で、千葉市、木更津市、茂原市、君津市、袖ヶ浦市、長南町、長柄町、大多喜町と隣接しています。人口は令和3年10月1日現在272,574人です（市原市「世帯数・人口の推移」より）。

市原市のアクセス環境

市原市は、東京都心から50km圏内という立地にあります。市内にはJR内房線の八幡宿駅、五井駅、姉ヶ崎駅、京成千原線ちはら台駅、そして小湊鉄道が走っています。東京駅から市の中心駅である五井駅までは、約60分で到着します。羽田空港や横浜駅、新宿駅からは市川市へ東京湾アクアライン経由で高速バスも運行しています。

車の場合、市原ICや姉崎袖ヶ浦IC、市原鶴舞ICの利用が可能です。市内の路線バスは、複数のバス会社によって運行されています。

市原の歴史と文化が垣間見える観光スポット

上総の国・市原市の象徴とされる「上総国分尼寺跡」は全国の国分尼寺の中でも最大級の規模とされています。発掘調査からは屋根瓦や遺物が数多く発見され、上総の国の繁栄を感じることができる場所です。史跡入り口には展示館もあり、こちらは入場無料です。市原市ではこのほか、大宮神社、島穴神社、姉崎神社なども有名です。鶴舞には千葉県さくらの名所20選にも選ばれた、約600本のソメイヨシノが見られる公園があります。江戸時代から続く牛久八坂祭りでは、市の文化財である「牛久ばやし」が演奏され、多くの人でにぎわいます。

さまざまな魅力を持ち発展を続ける街

房総半島のほぼ中央にある市原市は北の東京湾、南の大福山に挟まれ、市の南北を養老川が貫いています。近年では東京都心へのアクセスが優れていることから、コンビナート群を擁する街として大きな発展を遂げました。養老川によってはぐくまれた美しい自然、世界的にも知られた臨海部企業群、さまざまな歴史的遺産、市内を走る風情ある小湊鉄道など、多彩な魅力をもつ街となっています。

（※表示の電車所要時間は日中平常時のものです。実際の所要時間は時間帯により異なります。また、乗り換えや待ち時間は含まれておりません。ダイヤ改正などにより変更になる事もあります。）