印旛郡酒々井町の不動産情報

千葉県印旛郡酒々井町の地域情報

印旛郡酒々井町（いんばぐんしすいまち）は、千葉県の北部中央に位置し、2022年5月現在で20,313人が暮らす町です（酒々井町「酒々井町の人口と世帯数」より）。酒々井という地名は、昔この土地に住んでいた孝行息子が父親のために酒が買えず困っていた時、井戸から酒が湧いて出たという故事にちなんでいます。古来より房総半島北部の交通の要衝として知られ、戦国武将の千葉氏が本佐倉城を築きました。また、江戸時代には参勤交代や成田山詣で利用される宿場町としても栄えました。近年では、千葉市中心部、成田市、東京都心部への交通網が整備され、ベッドタウンとして発展しています。

印旛郡酒々井町のアクセス環境

酒々井町には、JR成田線の酒々井駅、JR総武本線の南酒々井駅、京成本線の京成酒々井駅、宗吾参道駅があります。酒々井駅には快速電車が停車するため千葉駅まで30分足らず、東京駅へも約1時間でアクセスできます。また、京成酒々井駅から京成千葉駅までは京成津田沼駅で乗り換え、約40分で到着します。高速道路は東関東自動車道が通っており、酒々井ICが設置されています。また、酒々井駅には、成田国際空港と東京方面を結ぶ高速バスが停車します。また、東京方面から酒々井のアウトレットへの高速バスも発着しています。市内を走る幹線道路として国道51号と296号が通っており、この2つの道路が交差する付近に住宅地が広がっています。

歴史を感じられる町並み

酒々井町は交通の要衝として知られていたため、市内の各所におもに江戸時代に建てられた道標が数多く存在し、今でも市内でウォーキングを楽しむ人々の目印として利用されています。また、町内の100カ所には、酒々井町の観光や施設の案内をする「ナビのプレート」が設置されています。プレートにはQRコードが印刷されており、これを読み取ることによって、町内の名所、旧跡、施設に関する情報を得ることができます。町内を散策することで歴史に親しみ、町に対する思いを深められます。街のランドマークである本佐倉城跡は1998年に国の指定史跡となり、整備事業が行われています。

発展してゆく酒々井町

酒々井町から千葉市中心部、成田市、東京都心部へのアクセスの便利さは、住宅地が急速に発展する要因となっています。また、酒々井IC付近に企業を誘致する活動が行われており、さらなる発展を目指しています。子育て支援として、無料検診、子育てや保育の相談、医療費の助成などを行っています。また、高齢化社会にも対応する介護予防サービス、高齢者向けのイベントを開催するなど、暮らしやすい町づくりを積極的に行っています。

（※表示の電車所要時間は日中平常時のものです。実際の所要時間は時間帯により異なります。また、乗り換えや待ち時間は含まれておりません。ダイヤ改正などにより変更になる事もあります。）