小郡市の不動産情報

福岡県小郡市の地域情報

小郡市は佐賀県の県境に位置し、面積は約45.5㎢です。東北部には花立山を臨み、中央部には南北に宝満川が流れています。宝満川をはさんで西側には住宅地帯、東側には田園地帯が広がっています。2022年6月1日現在で59,718人・25,547 世帯が生活しています（小郡市「市政情報」より）。

農業が盛んなほか、干潟工業団地や上岩田工業団地中心に事業所が立地し、ICなど交通アクセスの整備がなされた結果、物流基地としての役割を担う地域になりました。観光においては、豊かな自然や埋蔵文化財などの観光資源を活かして地域振興が進められています。

小郡市のアクセス環境

公共交通機関は、西鉄天神大牟田線が南北に通っており、小郡駅など7つの駅があるほか、市域の東西には甘木鉄道の駅があります。ここから福岡市内へは30分ほどで到着することができます。西鉄バスも利用できるほか、コミュニティバスが総合保健福祉センターや駅までのアクセスを可能にしています。

交通道路では、九州縦貫自動車道と九州横断自動車道が通っており、市内や隣接地域にICができたことで各方面へのアクセスが便利になりました。生活道路としては、国道500号が東西に通っているほか県道が張り巡らされています。

歴史が生活とともにあるまち

小郡市には、歴史的建造物や遺跡が数多く残されています。そのなかでも地元で親しまれているのが七夕神社です。七夕神社は、730年ごろの肥前風土記に機織の女神を祀る姫社について記述されています。そのため、早い時代に七夕行事が始まったともいわれています。現代では恋愛と縁結びの神様として知られ、毎年8月には夏祭りが行われて短冊が飾り付けられます。

小郡市埋蔵文化財調査センター古代体験館おごおりでは、史跡が多いことから市内で出土した資料の展示やイベントを行っています。研修室・体験学習室や資料室もあり、地域文化活動やボランティア活動を行う拠点としての役割を果たしています。

優れたアクセス環境を活かす

小郡市では、その交通の利便性の高さを活かした市街地開発が行われており、仕事をするのにも適した場所です。子どもや高齢者をはじめとする市民の日常生活を支えるために、コミュニティバスを運行したり、バリアフリー化を促進するなど市民が住みやすいように努めています。

企業立地のセミナーなど企業誘致のためのPR活動も促進され西鉄天神大牟田線沿線の商業地も広がりを見せるなど、生活しやすい環境が整う地域であるといえます。