秦野市の不動産情報

神奈川県秦野市の地域情報

神奈川県中西部に位置する秦野市は、市域の半分が山林で市街地は四方を山に囲まれている地域です。北部と西部には丹沢山地があり、東には大根台地、南には秦野盆地、その間には川が流れるなど自然に囲まれている土地です。

かつては森林を利用した産業が盛んでしたが、現在では森を守る働きが進められています。たばこの栽培でも知られる秦野市には、乾物屋や菓子屋、呉服屋、肉屋、電気屋など古くからの店舗が軒を連ねています。さらに、市内には大型店が出店し、自動車の普及によって郊外にも大規模店舗が増加しています。

交通アクセスと生活情報

秦野市には小田急小田原線が通っており、駅は渋沢駅、秦野駅、東海大学前駅、鶴巻温泉駅があります。さらには路線バスも運行され、東名高速道路、国道、神奈川県道62号などが走っています。また、羽田空港や横浜駅行きの高速バスもあるので、交通アクセスは良好といえます。秦野駅や渋沢駅周辺には市街地が広がり、商店街ではにぎわいを見せています。自動車道が整備され、郊外に大型ショッピングセンターがあるなど買い物には不自由がない環境となっています。

多くの観光客が登山に訪れる

神奈川の屋根といわれる丹沢表尾根には、1年を通じて登山客が訪れます。ツツジや紅葉など四季折々の自然は、多くの登山客を楽しませています。さらに、市内にはさまざまなハイキングコースがあり、ここでは緑や花などの自然を満喫することができます。

たばこの産地として栄えた秦野市では、これを後世に伝えるために秦野たばこ祭が開催されています。また、登山者の安全を祈願する秦野丹沢まつりでは、美しい山並みをバックにアルプホルンやコーラス、和太鼓などの演奏が行われます。さらに、露天風呂もある弘法の里湯は、日帰り温泉として利用できる温泉です。

風光明媚な自然と都市の融合

渋沢駅周辺や国道246号沿いを中心に大型ショッピングセンターや商業施設が増加し、都市化が進行しています。南地区では宅地化による新興住宅地が増加し、住環境も整備されました。そのなかでも、秦野市にはのどかな農村地帯が残り、風光明媚な山々が連なる自然豊かな地域です。

市では健康に関する多くの講座やイベントなどを開催し、市民の健康づくりに尽力しています。子育てに関する支援やひとり暮らしの高齢者に対する支援、子どもに対する助成金、生活や住環境に対する補助制度なども充実しているので、安心して暮らせる住みやすい環境といえます。