小田急小田原線「百合ヶ丘」駅の不動産情報

百合ヶ丘駅の地域情報

百合ヶ丘駅の周囲は丘陵地帯で、南側には日本住宅公団が開発した百合ヶ丘団地が広がっています。百合ヶ丘団地は、神奈川県に初めてできた近代的な団地でした。団地の開発と共に1960年に百合ヶ丘駅が誕生したのです。準急・各駅停車・通勤特急の停車駅です。駅周辺は落ち着いた雰囲気で、アーケードのある昔ながらの商店街が続く、どこかなつかしさを感じさせる街です。スーパーマーケットやコンビニエンスストア、個人商店などが充実していて、日常の買い物や外食などに便利な街です。また、小児科、内科、整形外科、歯科医院などの病院や、保育園などの生活利便施設も整っています。駅から歩いて約21分、階段を登りきった高台に人気のスポット高石神社があります。晴れた日は素晴らしい眺望が楽しめ、1月の祈年祭ではやぶさめ（馬上ではなく立ったまま矢を射るのが特徴）、2月節分祭では豆まきなど行われています。川崎市の副都心である新百合ヶ丘駅まで1駅。大型商業施設、映画館、フィットネスなどの施設が充実しているので、「しんゆり」に足を伸ばしてみるのも楽しいです。

小田急小田原線百合ヶ丘駅の地域情報

小田急小田原線百合ヶ丘駅は、川崎市麻生区にある駅です。麻生区は川崎市で最も新しい区で、1982年に多摩区から分区しました。人口は令和3年3月末日時点で178,547人（川崎市HP「町丁別世帯数・人口」より）。となっています。麻生は「あさお」と読み、昔から麻が自生していて、麻布を税として納めていた時代もあったことが地名の由来となっています。川崎市の北西端に位置しており、川崎市中心部へ移動するには時間がかかるため、麻生区では新百合ヶ丘周辺に区役所や税務署、商業施設を整備しました。百合ヶ丘駅周辺は都心のベッドタウンとして発展しています。百合ヶ丘の地名の由来については、この地域に百合が自生していたから、地域の開墾に100人以上の地主が力を合わせたから、等諸説あります。

小田急小田原線百合ヶ丘駅のアクセス環境百合丘駅から新宿駅までは、登戸駅で急行に乗り換えて約25分でアクセスできます。道路では、神奈川県道3号世田谷町田線（津久井道）が駅のすぐ北側を通っています。

百合ヶ丘駅近くの神社仏閣に注目

百合ヶ丘の地名のもとになったヤマユリは、宅地開発によって少なくなってしまいましたが、百合ヶ丘駅近くの公園や緑地に植えられており、そこで見ることができます。駅の北には神社仏閣が多く、高石神社では、毎年１月の祈年祭には伝統行事の「やぶさめ」が行われます。潮音寺は江戸時代初期にこの地に移された、伝統のある寺です。香林寺には日本唯一の禅宗様式の五重塔があり、「ふるさと麻生八景」にも選ばれている荘厳な建築です。毎年春分の日には五重塔まつりが行われています。敷地内には郷土資料館があります。法雲寺の阿弥陀如来座像は、川崎市の重要歴史記念物指定されている、平安時代に作られたものです。麻生区の北端、細山緑地は昔ながらの里山の風景が残る場所です。ここには麻生区で創作活動を行った芸術家、中村正義の作品を展示する中村正義の美術館があります。

閑静な住宅地と豊かな自然のある地域

百合ヶ丘周辺は、1960年代の高度成長期に住宅地として発展してきました。現在は都市機能の大部分は新百合ヶ丘付近に移りましたが、駅周辺には商業施設が多くあり、日用品の買い物には不自由しません。そして北部の自然豊かな情景と相まって落ち着いた住宅地の雰囲気を作っています。近隣の宮前区には大学病院があり、医療面での安心を担っています。

（※表示の電車所要時間は日中平常時のものです。実際の所要時間は時間帯により異なります。また、乗り換えや待ち時間は含まれておりません。ダイヤ改正などにより変更になる事もあります。）