岩沼市の不動産情報

岩沼市の地域情報

岩沼市は、宮城県仙台市の南側に位置する市です。1971年に市制が施行されたことで同市が誕生しました。西部から東部にかけてなだらかな平野が広がり、南部には阿武隈川が流れる、自然豊かな地域です。人口は年々増加の傾向にあり、1960年は約26,000人でしたが、令和4年4月30日には約43,000人となっています(岩沼市の人口と世帯数より)。

ここはかつて、松尾芭蕉や司馬遼太郎といった著名な人物が行き交っていた場所としても知られています。門前町、宿場町として栄えていましたが、現在では大小企業が市内に進出するようになり、次第に商工業都市として発展していきました。

市外や県外にもアクセスしやすい

市内にはJR東北本線とJR常磐線が走っており、2つの路線が合流した先に岩沼駅があります。仙台まではこの駅から約20分で行くことができ、都心部へのアクセスも良好です。仙台東部道路が通っており、岩沼ICから市外へアクセスすることもできます。さらに、名取市との境には多くの方が利用する仙台空港が所在しているため、県外へ行く際にも便利な立地となっています。

市内には国道4号や6号を始めとして幹線道路がいくつか通っており、車を使っての移動もしやすい環境です。このように、陸路・空路ともに交通網が充実しているのが岩沼市の特徴といえます。

岩沼市の名所

市内には、日本三稲荷である竹駒神社があります。842年に創建されたもので、衣食住の神として知られる倉稲魂神、保食神、稚産霊神が祀られています。年間約160万人という多くの参詣者が訪れる神社で、1年を通して、初午大祭や秋季大祭など様々な祭事が執り行われています。

その他、市内には金蛇水神社もあります。こちらは創建から約1,000年が経過している歴史ある建物で、御神体として金蛇が崇められています。境内に咲く樹齢300年という藤もこの神社の見どころの一つ。さらにここには、ぼたん園もあります。約1,300株もの牡丹が咲き誇る姿は圧巻です。毎年5月になると花まつりが行われ、多くの方がこの美しい花を一目見ようと各所から訪れます。

また、岩沼市を象徴する存在として二木の松があります。2本の松が根元で結合されている珍しい松で、市の文化財に指定されています。

歴史や情緒を感じられる街並み

鉄道や空港があり自動車道も発達しているなど、交通の要衝としても機能している岩沼市ですが、そういった中で自然も多く残されているのがこの土地の魅力です。宿場町として栄えていたことから、その古き良き趣が漂っており、今でもその情緒を各所で感じることができます。

（※表示の電車所要時間は日中平常時のものです。実際の所要時間は時間帯により異なります。また、乗り換えや待ち時間は含まれておりません。ダイヤ改正などにより変更になる事もあります。）