大阪市住之江区の不動産情報

大阪府大阪市住之江区の地域情報

大阪市住之江区は大阪市の南西部に位置し、大正区・西成区・住吉区・堺市・大阪湾に面しています。古くから紀州街道沿いには街が形成され、南海本線や阪堺電気軌道阪堺線の開通に伴い、住宅地や商店街が広がりました。旧大和川流域と大阪湾沿岸の河口周辺の2カ所では新田開発が行われ、今でも加賀屋緑地が残されています。また、造船や鉄鋼、金属関係の工場地帯もあり、2007年には、名村造船所大阪工場跡地が経済産業省の近代化産業遺産に認定され、古い街並みや歴史を残そうという試みが行われています。また、西部は大阪湾に面していることから、住宅地のほかにも魚つり園・野鳥園などが見られます。大阪湾咲洲トンネルから都心部へのアクセスがよいのも魅力のひとつといえるでしょう

2022年5月1日現在の人口は117,989人、世帯数は59,918となっています（大阪市「推計人口（毎月1日現在）・人口異動」より）。

大阪市住之江区のアクセス環境

大阪市住之江区は、阪神高速4号湾岸線や阪神高速15号境線による南北へのアクセスが便利な地域です。周辺には商業施設や住宅街が広がっており、鉄道を利用して各地域へのアクセスも可能です。幹線道路は、国道479号や29号、府道26号が通っています。

自然と歴史が共存するまち

大阪市住之江区は、緑と海に囲まれた街として親しまれています。特にポートタウンの住宅街は住みやすい地域となっており、通学路や通勤に利用する道路は車が通らない場所がほとんどで、多くの緑が残された自然豊かな地域で子育てができます。また、シーサイド コスモ (コスモスクエア海浜緑地)には芝生が広がり、海風を感じながらゆったりとした時間を過ごすことができます。周辺地域には川が多く、水に触れ合うレジャーが楽しめる場所でもあります。海に沿う約1.4kmの遊歩道では、ウォーキングを楽しむことができます。また、南港中央公園では、春に桜が咲き誇り、1年を通して自然に触れ合える場所です。

ほかにも、住吉大社や一寸法師の言い伝えがある地域があります。加賀屋緑地は、約250年前の建物や庭園を修復・整備しており、大阪府大阪市住之江区では、新しいものと古いものとが共存しています。

自然が多く住みやすい街

2021年に住之江区が地域住民にアンケートをとったところ、85.9％の方が地域に愛着や親しみを持っていると回答しています。理由は、長年住んでいるからという回答が多く見られます（住之江区「住之江区民アンケート結果」より）。このアンケートから、このエリアに住み続けている人が多いことがわかります。住之江には、緑や川、海などの自然環境があふれ、商業施設の多さや交通の便もよいことから住み続けたいと思う方が多いのでしょう。