さいたま市岩槻区の不動産情報

さいたま市岩槻区の概要・交通アクセスについて

岩槻区はさいたま市の東端にあり、見沼区や緑区、春日部市や越谷市、川口市などに隣接しています。さいたま市内10区の中で一番広く、最も新しく編入した区です。北東部と中央部は緩やかに起伏した台地で、元荒川と綾瀬川が流れるなど自然環境にも恵まれています。かつては岩槻城の城下町として、また中山道の宿場町として栄え、歴史的な建物や文化が多く残っている街です。鉄道は現在、東武野田線の岩槻駅と東岩槻駅がありますが、緑区にある埼玉高速鉄道の浦和美園駅から岩槻を経由して蓮田までのさいたま市高速鉄道東京7号線の延伸が計画されていて、実現すれば利便性がより向上するでしょう。区内には東北自動車道の岩槻ICがあり、国道16号・122号・463号が主な幹線道路となっています。

沿線情報について

東武野田線の岩槻駅東口すぐに岩槻区役所があり、目の前のロータリーからは越谷駅行き・北浦和駅・大宮駅・東川口駅行きや深夜急行など多くのバスが発着しています。駅前ビルの中に大型スーパーが入っており、周辺には商店街もあります。東武野田線の東岩槻駅は区の中心市街地から北東方面の元荒川を越えた春日部市との境にあり、駅周辺は区画整理がなされ、団地や戸建て住宅が立ち並ぶ住宅地です。駅の約450ｍ南東にはふれあいプラザいわつきがあり、区役所支所や図書館が併設されています。駅から約2km南の元荒川沿いに広い敷地の岩槻城址公園があります。元荒川沿いをさらに南へ下ると岩槻文化公園と元荒川緑地がつながり、さらに広大な緑地帯が広がります。

街の自慢について

岩槻駅東口を中心として、ひな人形を専門とする人形店が集まっており、「人形のまち」として全国的に知られています。岩槻人形の特徴は土でなく桐の粉を使うことで、壊れにくく細部まで精巧に作ることができます。久伊豆（ひさいず）神社は岩槻城址の一角にある神社で、祭りを先導する「岩槻黒奴」が日本三奴に数えられるほどでしたが、残念ながら昭和の時代に廃れてしまいました。そこで復活させるための町おこしキャラクター「もうかりやっこ」が作られ、ゆるキャラとして幅広く活動しています。また「久伊豆」神社が「くいず」とも読めることから「クイズ神社」とも呼ばれ、1987年のアメリカ横断ウルトラクイズの国内二次予選会場としても使用されました。それをきっかけに知名度が上がり、近年はさまざまな勝利・優勝祈願に訪れる人も増えています。またご当地グルメとして、地元特産のねぎを使った「岩槻ねぎの塩焼きそば」があり、埼玉B級ご当地グルメ王決定戦で2009年に準優勝、2011年は3位に入賞しました。毎年8月中旬には「人形のまち岩槻まつり」が行われ、ひな人形や歴史上の人物に扮した仮装パレードや人形に扮した人々がジャンボひな壇に登るひな壇飾りなど、全国でも珍しく楽しいお祭りです。また同時に花火大会も行われ、さいたま市内3ヵ所で行われる花火大会のラストを飾る岩槻文化公園会場として、約4,000発の花火が夏の終わりの夜空を彩ります。

子育て環境について

郊外には水田や畑が多く、田植えや稲刈りなどの農業体験ができる学校もあります。子育て支援センターいわつきでは、楽器を使った遊びや、転入して間もない親御さんの不安を解消する「ウェルカムさいたま」などのイベントを行っています。