東武伊勢崎・大師線「西新井」駅の不動産情報

西新井駅の地域情報

西新井駅には、東武伊勢崎線と大師線が乗り入れています。当駅を含む浅草駅・押上[スカイツリー前]駅から東武動物公園駅の区間の東武伊勢崎線は、東武スカイツリーラインの愛称が付けられています。大師線は、関東の三大師の一つである西新井薬師（總持寺）への参詣のために設けられた当駅と大師前駅までの一駅だけの区間を走る路線です。周辺は創建1200年近くの名刹である西新井薬師の門前町として古くから栄えてきました。そのため、昔ながらの下町風情の住宅街と商業地区が広がっています。近年、駅西口で再開発事業が進められ、マンションをはじめショッピングセンター、フィットネスクラブ、病院、警察署などが新設されました。古き良き街の雰囲気とモダンな整然とした街並みが共存したユニークな景観となっています。駅西口を中心に商店街が充実しており、狭い路地に八百屋や魚屋などの個人商店が軒を連ねています。スーパーマーケットも駅前に数軒あり、生鮮食料品や日常生活用品の買い物はきわめて便利です。公園・学校・病院などの施設も多く、お年寄りから子どもまで幅広い世代を受け入れる街となっています。

東武伊勢崎線・大師線西新井駅の地域情報

東武伊勢崎線・大師線西新井駅は足立区のほぼ中央部にあります。東武伊勢崎線は浅草駅－東武動物公園駅間と押上[スカイツリー前]駅－曳舟駅間は東武スカイツリーラインの愛称で呼ばれています。西新井駅を始発駅とする東武大師線は大師前駅までの一区間しかなく、関東三大師の一つ、西新井大師への参詣者のための鉄道です。かつては西新井駅から東武東上線上板橋駅を結ぶ路線が計画されていましたが、路線計画が中止になり、完成した一区間のみが東武大師線となりました。

東武伊勢崎線・大師線西新井駅のアクセス環境

西新井駅は東武伊勢崎線で浅草駅から約20分、上野駅から東京メトロ日比谷線と東武伊勢崎線直通を利用して約16分でアクセス可能です。東武伊勢崎線は東京メトロ半蔵門線と接続しているので、渋谷駅から約50分で西新井駅に到着します。西新井駅から西に2km程のところに都営日暮里・舎人ライナー西新井大師西駅があります。駅近くには環状七号線が通っており、自動車で都内各所からアクセス可能です。

関東三大師の一つ、西新井大師

西新井駅周辺を語る上で、西新井大師を外すことはできません。この地域は西新井大師の門前町として発展してきたからです。関東三大師とは、神奈川県川崎市にある川崎大師、千葉県香取市にある観福寺大師堂、そして西新井大師です。大師とは弘法大師空海のことで、弘法大師を拝むことで厄を祓ってもらおうという信仰がもとになっています。西新井大師は弘法大師が関東を巡っていた際、この地で観音菩薩の霊託を聞いて十一面観音を掘り、本尊として寺院を建立したのが始まりです。その際、加持祈祷を行った時に本堂の西から水が湧き出て井戸になり、疫病に苦しむ人を救ったことから、この地が西新井と呼ばれるようになったのです。厄除けの他に願かけ、水子供養などのご利益があり、特にお正月には初詣客で賑わいます。また、境内の庭園は豊かな緑と桜、梅、牡丹などの花で彩られます。近年、西新井駅周辺は高級住宅地として開発が進んでおり、駅近くには大型商業施設が林立し、一大商業圏が成立しつつあります。

高級住宅地として新たな発展

足立区内は企業の移転した後に高級住宅が建ち並ぶようになり、特に高層マンションの建築が進んでいます。それに伴って街の景観も近代的で清潔なものに変わってきています。東武伊勢崎線が東京メトロとの連携、接続を進めている中で交通の便も改善しており、更にかつて中止になった板橋方面への鉄道建設が復活する計画も進められているため、今後ますます暮らしやすい街になっていくでしょう。

（※表示の電車所要時間は日中平常時のものです。実際の所要時間は時間帯により異なります。また、乗り換えや待ち時間は含まれておりません。ダイヤ改正などにより変更になる事もあります。）