東急田園都市線「二子新地」駅の不動産情報

二子新地駅の地域情報

東京メトロ半蔵門線に直結する東急田園都市線の二子新地駅は、渋谷駅から約15分。川崎市高津区にあり、東京都から神奈川県に入って最初の駅になります。二子新地という地名は、江戸時代、多摩川に橋が架けられる際に、接待のための歓楽街が開かれたのが由来だといわれています。これは、関西では歓楽街のことを新地と呼んでいたことからきているようです。現在も居酒屋や料亭が立地し、当時の面影を偲ばせています。住宅街が広がる駅周辺には、スーパーマーケットやショッピングセンター、コンビニエンスストア、スポーツセンター、レストランなどの商業施設から、保育園、小・中学校、図書館などの教育施設まで充実しています。総合病院をはじめ小児科や外科、歯科、産婦人科などたくさんのクリニックが点在しているのも心強い環境です。週末には行楽客で賑わう多摩川は、川風に吹かれてのんびりできる毎日の散歩コース。夏には、少し下流の河川敷から打ち上げられる花火を間近に楽しむことができます。

大山街道の渡し場から発展、戦後住宅地へ

東急田園都市線二子新地駅は、神奈川県川崎市高津区にある田園都市線の駅です。多摩川を挟んだ対岸は東京都世田谷区で、向き合うように二子玉川駅があります。江戸時代には関東から相模国へ向かう大山街道の渡し場があった場所で、宿場町として栄えていました。花街もあり、大正時代の最盛期には100人以上の芸者がいたとも言われていますが、戦後は一気に衰退。現在では宿場町の面影を残す料亭が数軒あるのみで、のんびりとした住宅地となっています。多摩川沿いには人気のバーベキュースポット・川崎市多摩川緑地バーベキュー広場があり、週末になるとグループや家族連れで賑わいます。シーズンには多摩川河原を会場に花火大会も行われており、世田谷区側、川崎市側両サイドからの花火を一度に見られることで有名で、毎年多くの人たちが訪れる人気の大会になっています。

東京都心方面・川崎駅方面ともに使いやすい好立地

東急田園都市線二子新地駅は、東急田園都市線の駅ですが、田園都市線各駅停車に加え、東急大井町線の各駅停車の一部も停車します。神奈川県川崎市と東京都の境目にあるため、東京都心方面・川崎駅方面どちらにいくにも便利なのが特徴です。JR南武線と交差する溝の口駅へは中央林間駅方面行で2駅約2分、そこでJR南武線武蔵溝ノ口駅から乗り換えれば約20分で川崎駅です。渋谷駅までは、二子玉川駅で乗り換えて約16分で到着します。大型の商業施設が集まる川向こうの二子玉川駅へは1駅約1分、徒歩だと橋を通って約10分で渡ることができます。

昔ながらの商店街にスーパーマーケットが登場

東急田園都市線二子新地駅を出て右側へ進むと、精肉屋や魚屋、豆腐屋など昔ながらの個人商店が建ち並ぶ商店街があります。道幅はやや狭めですが車通りも少なく、落ち着いて買い物ができます。さらに、東急田園都市線二子新地駅の高架下にスーパーマーケットがあるので毎日の買い物をする場所として、住民の支持を集めています。高津駅の近くまで歩けば川崎市立高津図書館、国道246号沿いには川崎市総合教育センターなど、子育て家庭に嬉しい施設も揃っています。

便利さとのどかさを両方感じられる町

高層ビルもなく、のんびりとした庶民の街だった東急田園都市線二子新地駅周辺も、二子玉川の再開発が進むにつれ、徐々に注目度が上昇してきました。以前には見られなかったお洒落なカフェや飲食店が増えるなど、小さな変化が生まれています。一方で、多摩川沿いの散歩道やサッカー場など、多摩川の自然を取り入れたのどかな生活を楽しむ空気は健在です。「都会の空気も感じながら、自然を間近にゆっくり暮らしたい」という贅沢な願いを叶えてくれる地域です。

（※表示の電車所要時間は日中平常時のものです。実際の所要時間は時間帯により異なります。また、乗り換えや待ち時間は含まれておりません。ダイヤ改正などにより変更になる事もあります。）