東急世田谷線「宮の坂」駅の不動産情報

宮の坂駅の地域情報

宮の坂駅は、東急田園都市線につながる三軒茶屋駅まで約6分、京王線に接続する下高井戸駅へ約10分に位置します。新宿駅まで約16分の小田急小田原線豪徳寺駅に隣接する山下駅へは1駅2分で、歩いても約6分程度の距離です。駅名は駅西側にある坂の名前が由来とされており、宮の坂の名の通り、坂の横には16世紀頃の創建といわれる世田谷八幡宮が建っています。普段は静かな佇まいを見せる世田谷八幡宮は、境内に神楽殿や相撲土俵があり、秋の大祭時には奉納神楽や相撲が行なわれるなど、地域の一大イベントとして多くの人で賑わっています。駅東側にある広大な敷地の豪徳寺は荘厳な雰囲気ですが、彦根藩主が猫に招き入れられ雷雨を避けたところとか。この逸話から招き猫の発祥地としても知られ、散歩がてらに気軽に訪れることのできる地域のランドマーク的存在です。宮の坂駅周辺は閑静な住宅街で、世田谷八幡宮や豪徳寺のほかにも世田谷城址公園や烏山川緑道などの緑豊かなスポットが点在し、落ち着いて暮らせるエリアです。

のんびりした住宅地が広がる地域

東急世田谷線宮の坂駅は、招き猫発祥の寺とも言われることで有名な豪徳寺の最寄り駅です。駅名は駅のすぐ西側にある宮の坂（国道427号）に由来しています。駅に隣接した世田谷区立宮坂区民センターには、かつて世田谷線・江ノ電を走った車両が展示されています。日中は中を自由に見学することができるので、子どもたちに人気のスポットです。駅の周辺は一戸建てを中心とした住宅地となっています。細い路地に入ると区画の小さな住宅もありますが、全体的には50坪～100坪ほどの比較的広々とした家が多いのが特徴となっています。宮の坂駅のすぐ北を東西に横切る城山通り沿いは特にその傾向が顕著に見られます。各家の庭に植えられた緑が、町の印象を優しくのんびりしたものにしています。

世田谷線・小田急線の2線で渋谷駅・新宿駅へ楽々アクセス

東急世田谷線は全長約5kmと短い路線となっていますが、ショッピング施設や商店街が充実した三軒茶屋駅、下高井戸駅といった駅があり、ちょっとした買い物に最適です。三軒茶屋駅で東急田園都市線に乗り換えれば、渋谷駅まで約25分でアクセスできるので、都心への通勤にも大変便利です。神奈川方面へも移動することができます。また、東急世田谷線宮の坂駅から、小田急小田原線豪徳寺駅へは徒歩や自転車で移動が可能です。小田急小田原線を利用すれば新宿駅まで約15分、下北沢駅まで約4分なので、行動の幅がぐんと広がります。

買い物には経堂駅、豪徳寺駅、上町駅の3エリアが利用可能

東急世田谷線宮の坂駅周辺には、コンビニエンスストアはありますが、買い物はいずれも歩いて10～15分ほどの小田急線経堂駅か豪徳寺駅周辺、または隣の東急世田谷線上町駅を利用するのがおすすめです。小田急線経堂駅は東京農業大学世田谷キャンパスの最寄り駅で、学生の一人暮らしも多いだけあって、スーパーマーケットのほか飲食店や惣菜店、レンタルビデオショップなども揃っています。豪徳寺駅周辺には2つの商店街があり、数件のスーパーマーケットとドラッグストア、昔ながらの魚屋や菓子屋などの個人商店が豊富です。

ファミリー層も安心の治安の良さ

全体的に一戸建てが多く、住人の入れ替わりが少ないので、治安が気になる小さい子どものいるファミリー層におすすめの地域と言えます。15世紀に起源を持つ古刹・豪徳寺をはじめ、周辺には世田谷地区の歴史を感じられるスポットも点在しています。宮の坂駅のすぐ西側にある世田谷八幡宮の秋季大祭は、「江戸三相撲」の舞台の１つであったことから、東京農業大学相撲部の部員による奉納相撲が実施されるなど、歴史にちなんだイベントも盛んです。

（※表示の電車所要時間は日中平常時のものです。実際の所要時間は時間帯により異なります。また、乗り換えや待ち時間は含まれておりません。ダイヤ改正などにより変更になる事もあります。）