東京メトロ千代田線「乃木坂」駅の不動産情報

乃木坂駅の地域情報

乃木坂駅は東京メトロ千代田線の駅です。駅名は、日露戦争の英雄と称される軍人・乃木希典将軍の邸宅があったことから由来しています。旧乃木邸と所有していた馬小屋は、現在は乃木公園の中に文化財として残され、公園の隣には乃木将軍夫妻を祭った乃木神社があります。駅上の東側に外苑東通りが通り、通り沿いにある複合商業施設の東京ミッドタウンはショッピングモール、ホテル、オフィス、美術館やギャラリーなどの諸施設から成り、隣接する檜町公園と直結して都心有数の広大な緑地を形成しています。駅の南側には国立新美術館や青山公園、駅の西側一帯は青山霊園の広大な敷地が広がっています。ちょうど六本木・青山・赤坂といった繁華な地域の中間に位置しながら、駅の周辺は緑が多く、大通りから一歩入ると閑静な住宅地がある都心でも稀有なエリアです。住環境としては、食料品や日用品の買い物には六本木駅周辺に点在しているスーパーマーケットも徒歩約10分、外苑東通り沿いには総合病院である山王病院もあるので、いざという時にも安心です。

東京メトロ千代田線乃木坂駅及び周辺の地域情報

東京メトロ千代田線は東京都足立区の綾瀬駅から渋谷区の代々木上原駅を結ぶ本線と、綾瀬駅から北綾瀬駅を結ぶ支線で構成されています。東京メトロ千代田線乃木坂駅は、代々木上原駅から数えて4つ目の駅で、東京都港区南青山一丁目にあります。乃木坂という名称は、地域名としては存在しておらず、港区の赤坂八丁目と九丁目の境、および、乃木神社前を西から外苑東通りにのぼる坂の名称です。赤坂や六本木エリアにも隣接する高級住宅街です。1972年に正式に乃木坂駅として開業しましたが、東京ミッドタウンや国立新美術館の開業により、2007年には利用客数が飛躍的に伸びました。東京都の再開発事業で地域のブランド化が定着してきており、今後一層の地域活性化に伴う駅利用客の増加が見込めると思われます。

都内の移動がしやすいアクセス環境

東京メトロ千代田線乃木坂駅は、都心へのアクセスが非常によい場所です。赤坂駅、霞ケ関駅、大手町駅などオフィスが集中する地区には一本で出ることがきます。渋谷駅へは乗り換え1回で約10分、終点の代々木上原駅から小田急線に繋がっているので、新宿駅までも約20分で到着することができるため、都内での移動がしやすい立地です。道路に関しては、周辺を青山通り、外堀通り、六本木通り、外苑東通りに囲まれており、車での移動にも便利な環境です。港区では「ちぃばす」というコミュニティバスを運行しています。毎時20分間隔で六本木ヒルズから運行されている路線が六本木駅、乃木坂駅、赤坂見附駅、青山一丁目駅などを結んでいます。また、都営バスで品川駅方面や新宿駅方面にも直結しています。

坂を隔てて賑わいと落ち着きを見せる街

赤坂・六本木などと隣接する立地であることや、料亭なども多く建ち並ぶ繁華街としての賑わいも見える立地ですが、東京メトロ千代田線乃木坂駅周辺は落ち着いた雰囲気の街並みです。低地は繁華街で、赤坂駅方面には飲食店やドラッグストアなども多くあります。坂上の一帯には高級マンションやお屋敷も建ち並んでいます。近隣には、大型複合施設の東京ミッドタウンや、美術館、展望台、シネマコンプレックスなどを持つ文化情報発信地である六本木ヒルズも近く、更に開発予定もあるので今後より暮らしやすい街になっていきそうです。

都会に根差す歴史と文化あふれる史跡

乃木坂駅を含む赤坂一帯は、明治以降軍関係の施設が点在していたため、軍関係者が多く住んでいました。地域の乃木神社にはのちの学習院院長となった乃木将軍を祭っています。2007年に開業した国立新美術館では、企画展や公募展が行われる他、ワークショップや講演会も行われ文化発展に貢献しています。

（※表示の電車所要時間は日中平常時のものです。実際の所要時間は時間帯により異なります。また、乗り換えや待ち時間は含まれておりません。ダイヤ改正などにより変更になる事もあります。）