不動産の取引価格情報の調べ方、売出価格と取引価格の違い、相場の把握はなぜ重要？などをまとめました
カテゴリー： 相場について
目次
不動産取引 価格情報に関するよくある質問
不動産取引 価格情報に関するお客様の声
不動産の取引価格を知りたいのですが、どうやって調べればよいでしょうか？
売却したい物件と条件が類似する物件の販売価格であれば、インターネットなどで見つけられると思います。
ただし、これらの売り出しの事例による価格は、実際の成約価格水準と多少異なる場合がございますので、その点はご注意ください。
中には売主様の事情などによって、販売価格が相場とかけ離れた物件があることも考えられます。 できるだけ複数の事例を探し、比較検討するとよいでしょう。 成約価格水準の把握に参考となるサイトとして、国土交通省の「不動産の取引価格情報提供制度」や、不動産流通機構の「レインズマーケットインフォメーション」があります。必要に応じてご覧になってみてください。
参考）
国土交通省「不動産取引価格情報検索」
不動産流通機構「レインズマーケットインフォメーション」
詳しくはこちらをご確認ください。
鑑定士コラム第1回 自分のマンション価格を知ろう-2
売り出し価格と取引価格の違いを教えてください。
大まかにいうと、売り出し価格は「売りたい価格」、取引価格は「売れた価格」と言い替えることもできるでしょう。
売却の意志がお決まりになった場合は、査定価格をもとに売主様と営業担当者との間で売り出し価格について協議することとなります。「売りたい価格」とはいえ、査定結果は、この金額で売れるであろうという価格となっています。査定価格を大きく上回る売り出し価格を設定された場合、売却までに長い期間を要し、結果的に査定金額を下回る額になってしまうというケースもあります。その点に留意しつつ、売りに出される金額は、担当者とよくご相談の上決められることをお勧めします。
「売り出し価格」を設定してからは、売却活動を行います。なかなか売れない場合は、売り出し価格を下げることもございます。こうして買い主様との売買契約が成立した価が、取引価格となります。
詳しくはこちらをご確認ください。
不動産やマンションの査定について教えてほしい｜初心者でもわかる不動産売却
不動産取引Q&A ご売却編 2.査定について
不動産売却では相場価格を把握することが重要と聞きますが、なぜですか？
売り出し価格が相場と離れていると、売却に思わぬ時間がかかることもあります。
築年数が浅いから、部屋の状態がきれいに保たれているからなど物件のよい状態だけをみて、ご自分の希望価格に近いものを売り出し価格としても、それが適正価格にはならないことが多くあります。
同じような条件の近隣マンションの売り出し価格や成約価格といった周辺の相場は大変参考になります。マンションをご売却する際は、周辺相場とのバランスも考える必要があるわけです。
詳しくはこちらをご確認ください。
マンション査定と相場の関係性｜査定について知りたい
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