公示地価への新型コロナウィルス感染拡大による影響は?2020年の公示地価の傾向は?などをまとめました
カテゴリー: 相場について
目次
公示地価 上昇率に関するよくある質問
公示地価 上昇率に関するお客様の声
公示地価とは何ですか?
「公示地価」は、2人以上の不動産鑑定士が鑑定しそれぞれの鑑定結果を加味した上で決定され、毎年1月1日の評価が、3月中旬頃に公表されます。基本的に対象は都市計画区域内となっていますが、都市計画区域以外でも不動産の取引が行われると予想される土地に関しては鑑定が行われます。
公示地価は公共事業用地の取得価格算定の基準となり、「一般の土地取引価格に対する指標となること」などが目的とされているため、その土地のもつ価値を最大限に評価するよう鑑定が行われます。
このように取引に有効となる評価が求められているため、売主様・買主様のどちらかに偏ることのない中立な評価と捉えることができます。
詳しくは、こちらをご確認ください。
路線価・公示地価・基準地価って何ですか?
公示地価への新型コロナウィルス感染拡大による影響はありますか?
公示地価は毎年1月1日時点に評価された土地価格です。そのため、令和2年度の公示地価は、新型コロナウイルスの感染拡大による経済、不動産市場への影響を反映していませんのでご注意ください。
詳しくは、こちらをご確認ください。
不動産コラム・ニュース 市況・マーケット~東急リバブル不動産鑑定士が見る~「令和2年 地価公示」
2020年の公示地価の傾向を教えてください。
2020年の公示地価全体的な傾向について、全国平均では、全用途平均が5年連続の上昇となり、上昇幅も4年連続で拡大し上昇基調を強めています。全国の住宅地の前年比は+0.8%、商業地では+3.1%となっています。
全国の住宅地の最高価格地点は東京都港区赤坂1丁目(標準地番号:港-4)で、価格は4,720,000円/㎡、上昇率は前年比+8.8%となりました。
一方、商業地の最高価格地点は東京都中央区銀座4丁目(標準地番号:中央5-22)で、価格は57,700,000円/㎡、上昇率は前年比+0.9%となりました。
※ただし、地価公示は1月1日時点の土地価格であるため、新型コロナウイルスの感染拡大による経済、不動産市場への影響を反映していませんのでご注意ください。
詳しくは、こちらをご確認ください。
不動産コラム・ニュース 市況・マーケット~東急リバブル不動産鑑定士が見る~「令和2年 地価公示」
2020年の公示地価、3大都市圏や地方都市の傾向を教えてください。
三大都市圏をみると、全用途平均・住宅地・商業地・工業地のいずれも、各圏域で上昇が継続し、東京圏及び大阪圏では上昇基調を強めています。
三大都市圏の住宅地の前年比は+1.1%、商業地では+5.4%となっています。
地方圏も全用途平均・住宅地は2年連続、商業地・工業地は3年連続の上昇と、いずれも上昇基調を強めています。
三大都市圏の住宅地の前年比は+0.5%、商業地では+1.5%となっています。
※ただし、地価公示は1月1日時点の土地価格であるため、新型コロナウイルスの感染拡大による経済、不動産市場への影響を反映していませんのでご注意ください。
詳しくは、こちらをご確認ください。
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