固定資産税評価額とは、固定資産税評価額の調べ方、4種類の土地価格などをまとめました
カテゴリー: 相場について
目次
一戸建て 評価額に関するよくある質問
一戸建て 評価額に関するお客様の声
「固定資産税評価額」って何ですか?
固定資産税評価額(固定資産税路線価)とは、各市町村(東京23区の場合は東京都)が発表している固定資産税の
課税のための標準価格となります。
この路線価は、公示価格の70%程度の価格水準となるように設定されています。
これは、「財団法人資産評価システム研究センター のホームページ(全国地価マップ)」で閲覧することができます。
全国地価マップ|一般財団法人 資産評価システム研究センター
固定資産税評価額は、この路線価をもとに、各土地の形状などの個別性を考慮して求められており、この評価額をもとに、固定資産税が決められています。
なお、固定資産税は原則として3年に一度評価替えが行われます。
固定資産税評価額は、登記にあたって課税される「登録免許税」や不動産を取得した場合に課税される「不動産取得税」の税額算出のもとにもなっています。
詳しくはこちらをご確認ください。
鑑定士コラム第5回 土地の価格を知ろう~何種類もある土地の価格~-3
固定資産税評価額の調べ方を教えてください。
固定資産税は賦課期日(毎年1月1日)の固定資産(土地、家屋、償却資産)の所有者に対し、市区町村(東京23区は都)が課税する税金です。税額は3年に一度改訂されます。
ご所有の物件には、固定資産税が課税されているかと思います。
この固定資産税は、毎年春になると納税通知書が市町村役場(東京都23区については都税事務所)から送られてきます。
その中に課税明細書が通常添付されており、ご所有の不動産に係る固定資産税評価額が掲載されています。
詳しくはこちらをご確認ください。
鑑定士コラム第2回 中古戸建住宅の価格を知ろう~土地編~-4
固定資産税・都市計画税|住まいの税金
土地には4種類の価格があると聞きました。それぞれ、どんなものですか?
「土地の価格は一物四価」とよく言われています。
これは、「土地の価格とされているものが4種類も存在する」という意味になりますが、馴染みのない方には非常に分かりにくい話だと思います。
ここでいわれている4種類とは、次の4つのことです。
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公示価格
公示価格とは、国土交通省が発表している土地の価格です。
一般の方が土地取引や資産評価をするにあたり、価格の客観的な目安として活用されているもので、毎年1月1日時点における全国のある特定地点のm²単価となります。 -
相続税評価額(相続税路線価)
相続税路線価とは、相続税・贈与税の算定のために、国税庁が発表している毎年1月1日時点の同一道路上の標準価格(m²あたりの価格)となります。
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固定資産税評価額(固定資産税路線価)
固定資産税路線価とは、各市町村(東京23区の場合は東京都)が発表している固定資産税の課税のための標準価格となります。
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実勢価格
実勢価格とは、実際の不動産取引で売買された際の価格のことです。土地の価格には相場がありますが、実際の売買では、当事者それぞれの事情がある中で取引が行われておりますので、相場から離れた価格で決まることもあります。
詳しくはこちらをご確認ください。
鑑定士コラム 第5回 土地の価格を知ろう~何種類もある土地の価格~-1
目安となる土地の相場価格を調べたいのですが...
簡単に知るには、不動産会社のホームページや不動産ポータルサイトに掲載されている土地の価格をチェックするという方法があります。面積、エリアなど、売却を検討している土地と同様の条件を入力し、その検索結果に記載されている販売価格がおおよその相場と考えることができます。
ご自身で相場を調べる方法として、「AI査定」を利用する方法もございます。
時間帯や場所を選ばないので、お忙しい方でも簡単・手軽にお使いいただけるのが特徴です。
土地のAI査定は難しいといわれてきましたが、過去10年間の売出価格データ(東急リバブル営業エリア内)
を基に、東急リバブルが直近1年間で査定したデータ、公示地価、路線価を統合し査定価格を出しています。なお、査定結果の閲覧には、無料会員サービス『Myリバブル』への登録が必要となります。
査定結果がマイページに保存され、定期的に更新される仕組みとなっていますので、「売り時を見極めたい」「不動産価値を把握しておきたい」など、今すぐに売却の予定はないが、査定価格の推移をご覧になりたい方にもおすすめです。ぜひご活用ください。