文豪が描いた街、
登場人物が生きた時代
書籍に息づく、かつての情景にふれてみませんか?
Vol.1
明治神宮(井上靖「昨日と今日の間」)
・神宮外苑(片岡鉄兵「生ける人形」)
明治神宮(めいじじんぐう)
明治神宮(渋谷区代々木神園町)は、大正9年に竣工しました。
境内はもと井伊直弼の下屋敷だったところで、明治17年のお買い上げ以後約22万坪に及ぶ南豊島御料地(皇室の所有地)となっていました。
神宮外苑(じんぐうがいえん)
大正13年10月に竣工した神宮外苑競技場は、阿部知二「日独対抗競技」(昭和5年)のような国際試合や秋の神宮大会などの陸上競技スタジアムとなりました。戦前六大学野球のメッカとして片岡鉄兵「生ける人形」(昭和3年)にも描かれた神宮球場は、大正15年10月に完成しました。昭和37年6月にプロ野球の東映が初めて使用し、現在はプロ・アマ併用球場として使われています。
都心散歩
文豪が描いた街、登場人物が生きた時代 〜渋谷区篇〜
港区編
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Vol.1
伊皿子(永井荷風「日和下駄」)・高輪(樋口一葉「うもれ木」)・青山南町(水上瀧太郎「青山の家」) 伊皿子(永井荷風「日和下駄」)
高輪(樋口一葉「うもれ木」)
青山南町(水上瀧太郎「青山の家」) -
Vol.2
泉岳寺(夏目漱石「吾輩は猫である」)・飯倉片町(島崎藤村「嵐」)・狸穴町(島崎藤村「嵐」) 泉岳寺(夏目漱石「吾輩は猫である」)
飯倉片町(島崎藤村「嵐」)
狸穴町(島崎藤村「嵐」) -
Vol.3
紅葉館(森鷗外「里芋の芽と不動の目」)・愛宕塔(徳富蘆花「不如帰」)・広尾町(永井荷風「墓畔の梅」) 紅葉館(森鷗外「里芋の芽と不動の目」)
愛宕塔(徳富蘆花「不如帰」)
広尾町(永井荷風「墓畔の梅」)