鑑定士コラム
第1回 自分のマンション価格を知ろう-1
2010年12月17日
第1回 自分のマンション価格を知ろう
- ご売却の検討にあたって
- 不動産価格を求める際に着目すべき事
- 物件比較におけるポイント
- 査定を依頼する場合には
I.ご売却の検討にあたって
お住まいのマンションから、「戸建に住み替えたい」、「別のマンションに買い換えたい」などの理由でご売却の検討をされている方も多いでしょう。その場合、少しでも高く売りたいとお考えになると思います。
では今お持ちのマンションが一体いくらで売れるのか?
このような時、当社のような不動産会社に無料査定をご依頼いただくと、ご自身のマンションがどのくらいの価格になるのか知ることができます。当社のように取扱い件数が多く、地域について良く知っていれば、今現在の不動産市場に精通しておりますので安心と言えます。
でもその前に、まずご自身で価格を検討してみるのはいかがでしょうか。
相場感をもって進めることは、納得のいくご売却への近道となります。ある程度の価格帯をつかんだ後に価格査定を依頼すれば、ご自身で把握された価格の裏付けになるかもしれませんし、もう少し時間をかけて考えたい場合でも、ご自身の予想の答え合わせのような意味合いとなり、見る目を養うことができます。
そこで今回は、中古マンションの価格を求める際に着目すべき点などについて触れたいと思います。
やや専門的な話になりますが、不動産の価格を求めるには、原価法、取引事例比較法、収益還元法といった様々な方法があります。このうち、中古マンションの価格を簡便に求めるには、取引事例比較法を使用します。
これは、その名のとおり、実際に取引された事例に基づいて査定を行うものです。
本来この算定方法は、実際に成約となった特定のマンションの事例価格を用いて行いますが、一般のお客様にはそういった事例を入手することは困難ですので、売りに出されている物件を探し、事例としてその価格(販売価格)を使うとよいでしょう。類似物件の販売価格であれば、インターネットなどで見つけられると思います。
また、当社ホームページではご売却をご検討されているお客様用の専用ページ「Myリバブル」をご用意しておりますので便利にお使いいただきたいと思います。
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