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市況・マーケット

~東急リバブル不動産鑑定士が見る~「平成23年 都道府県地価調査」-5

2011年10月28日

~東急リバブル不動産鑑定士が見る~「平成23年 都道府県地価調査」

V.三大都市圏・地方圏住宅地の推移(2)

圏域別住宅地の年間変動率推移

3.名古屋圏

圏域平均で△0.7%(前年△1.3%)と下落幅が縮小しました。

名古屋市は△0.1%(前年△1.4%)と下落幅が縮小しました。
特に緑区では、平成23年3月に地下鉄桜通線野並-徳重駅間が延伸されたこと等により上昇地点が見られ、区全体の平均変動率は+1.0%の上昇となりました。

4.地方圏

圏域平均で△3.7%(前年△3.6%)と引き続き下落しましたが、上昇、横ばい地点もわずかに見られました。

地方中心都市では、札幌市で△3.4%(前年△5.6%)、広島市で△3.1%(前年△3.4%)、福岡市で△1.7%(前年△2.3%)と下落幅が縮小しましたが、仙台市は△2.2%(前年△2.2%)と前年並みになっています。

特に福岡市は九州新幹線の開通や博多駅ビルの開設の影響により上昇地点もあります。
また九州新幹線の開通は熊本市の地価にも影響を及ぼし、全国の住宅地上昇地点の一位、二位が熊本市内にあります。

震災被害のあった東北三県では、岩手県で△4.7%(前年△4.2%)、宮城県で△3.8%(前年△3.7%)といずれも下落し、福島県では△5.4%(前年△3.1%)と下落幅が2ポイント以上拡大しています。

(上記数値は震災被害により調査休止となった86地点を除いたものです。)

地価調査については、過去の「鑑定士コラム」内でも解説しております。
また、これらの価格は、国土交通省の「標準地・基準地検索システムウィンドウが開きます。」で調べることができます。

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