市況・マーケット
~東急リバブル不動産鑑定士が見る~「平成23年 都道府県地価調査」-2
2011年10月28日
~東急リバブル不動産鑑定士が見る~「平成23年 都道府県地価調査」
II.住宅地の動向
震災前後で地価動向転換
東日本大震災以前の住宅地の地価動向は、低金利や住宅ローン減税等の施策等により住宅需要が堅調で、下落率の縮小傾向を示す地域が多くありました。
東京圏、名古屋圏、大阪圏
震災後は、東京圏は弱い動きを見せており、名古屋圏もやや弱い動きとなっています。
一方、大阪圏では、住環境が良好で交通利便性の高い住宅地において需要が底堅く、下落率が縮小しました。
地方圏
人口減少等の構造的な要因により全体としては、下落が継続しています。