鑑定士コラム
第7回 不動産の価格はどう決まる?~価格の三面性とは~-2
2011年6月28日
II.原価法
一戸建ての価格を求める際に多く使われる手法です。
原価法とは?
原価法とは、再調達原価(同じ建物をもう一度建築した場合にかかる費用)から、減価修正(築後経過年数や設備・間取・状態などを考慮して行う価格の修正)を行って、対象不動産の試算価格を求める手法のことです。
一戸建ての価格を求める際は、土地は周辺の取引事例などとの比較からその価格を求め、建物については原価法を用いて、それぞれの価格を合算します。
なお、この原価法の詳しい説明や算出例は「第3回コラム」でも掲載しております。
そちらもご覧になってみてください。
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