鑑定士コラム
第7回 不動産の価格はどう決まる?~価格の三面性とは~-4
2011年6月28日
IV.収益還元法
商業不動産や収益用不動産の価格を求める際に使われる手法です。
収益還元法とは?
収益還元法とは、不動産から得られる純収益(総収益−総費用)を適正な還元利回りで割り戻すことにより価格を求める手法のことです。
仮に純収益が年間700万円、還元利回りが7%とした場合、700万円÷7%で収益価格は1億円となります。
このように簡単な計算で収益価格が求められるわけですが、実はその計算の元となる純収益や還元利回りの適切な把握など、難しい面があります。
この収益還元法については、次回「第8回コラム」でもう少し詳しくお話したいと思います。
関連コラム
-
自分のマンション価格を知ろう (鑑定士コラム 第1回)
-
中古戸建住宅の価格を知ろう~土地編~ (鑑定士コラム 第2回)
-
中古戸建住宅の価格を知ろう~建物編~ (鑑定士コラム 第3回)