税制コラム
確定申告講座~2023年編
2024年02月15日
個人がマイホームを売却、取得、買換えた場合の税金の主な特例等をわかりやすく説明していきます!!
確定申告講座~2023年編
2023年中に不動産を売却または購入された方は、確定申告が必要になる可能性があります。
2023年中に・・・
- 不動産を売却した方
- 不動産を購入した方
- 親などから住宅購入資金の贈与を受けた方
- 自宅を賃貸に出した方
- 投資用賃貸不動産を購入した方etc
※不動産に関連する税金のご説明となりますので、事業や株取引等を行った場合などによる確定申告については触れていませんのでご了承ください。
確定申告を行うことにより
- 納めるべき税金を計算し納付する。
- 税額控除の特例を適用し税金を還付させることができる。
- 本来払うべき税金を非課税にすることができる。
と、非常に重要な手続きになっています。
ちなみに税金の種類は大きく3種類あり、且つ申告期限が若干異なります。
- 1.所得税・・・ 申告期限は2024年2月16日(金)~3月15日(金)(不動産の売却、購入関係時に発生)
※但し、還付の場合には2024年2月15日以前でも可能です。 - 2.贈与税・・・ 申告期間は2024年2月1日(木)~3月15日(金)(住宅取得資金をもらった際などに発生)
- 3.消費税・・・ 申告期限は2024年4月1日(月)まで(消費税の課税事業者が投資用不動産を取得した場合や売却した場合などに発生)
- ※税法の規定を限られた紙面において簡易な表現で説明しています。実際のお取引での税法上の適否の判断は、税務署又は税理士にご確認ください。
- ※2023年12月1日現在の法令に基づき作成しております。
確定申告講座~2023年編 インデックス
■ 確定申告講座~2023年編(1) マイホームを売却、または新たに買い換えた場合
- 申告期限はいつまででしょうか?(売却にかかる税金計算の基礎を学ぶ!)
- 譲渡所得の計算方法(売却にかかる税金計算の基礎を学ぶ!)
- 利益が出る場合の特例(マイホーム売却時の特例制度を学ぶ!)
- 居住用低率分離課税の特例(マイホーム売却時の特例制度を学ぶ!)
- 自宅を買い替えた場合の特例(マイホーム売却時の特例制度を学ぶ!)
- 長期譲渡所得(土地等)の特例(マイホーム売却時の特例を学ぶ!)
- 相続した空き家を譲渡した時の特例(マイホーム売却時の特例を学ぶ!)
- 損失が出る場合の特例(マイホーム売却時の特例制度を学ぶ!)
- 特定居住用財産の譲渡損失の損益通算・繰越控除(マイホーム売却時の特例制度を学ぶ!)
■ 確定申告講座~2023年編(2) マイホームを購入した場合の特例制度<住宅ローン控除、他>
■ 確定申告講座~2023年編(3) マイホーム購入資金の贈与を受けた場合
参考
国税庁タックスアンサーhttp://www.nta.go.jp/
監修
マックス総合税理士法人http://www.max-gtax.com/
税理士
川合宏一
武石竜
吉田正洋
宇波意人
平石和也