Livable Archive 03

取引事例 2024.09.04

Livable Archive 03

10棟超のマンション売却をかなえた、
東急リバブルの不動産一括買取

10棟超のマンション売却をかなえた、東急リバブルの不動産一括買取

上場を前に難航する資産整理

相談主は、中部地方を拠点に全国でサービス事業を展開する企業。約1年後に上場を控え、証券会社から早急な資産整理を求められていた。当初は、不動産や証券、趣味のコレクションなどを保有する資産管理会社ごとM&Aで売却する想定だったが、趣味のコレクションの資産額の算出が難航し、買い手との交渉が思うように進められずにいた。そのため、M&Aではなく、不動産だけの売却に舵を切ることになった。

所有不動産は10棟をゆうに超える収益用マンション。中部地方の複数県に点在していて、現地確認するにも手間や費用がかかる。売却に必要な書類も不足していたため、売却準備には相当な時間がかかることが予想された。また、物件の管理状態が不十分だったことも売却を不利な状況にさせており、期限内に全物件分の買い手を探すことは非常に難しいように思われた。

早期売却をかなえる解決策とは

難航する資産整理に対し、東急リバブルは自らが買主となりまとめて物件を購入する「不動産一括買取」を提案した。この方法であれば、売主は手間や時間をかけることなく売却できる。管理状態にかかわらず現状のまま売却することも可能だ。また、不足していた必要書類についても、東急リバブルの専門部署に、全物件の調査から書類準備までワンストップで任せることができた。

こうして東急リバブルの不動産一括買取により、相談からわずか3ヶ月で売却が成立。実はその後、中部地方を台風が襲い、ひとつの物件の外壁が剥がれ落ちて隣地の建物に傷をつけてしまった。もし売却に時間がかかり相談主がその時点まで所有していたら、事故による所有者責任に問われるなど、対応に追われていたことだろう。事故を起こすような不動産ということで、売却がさらに難航していたかもしれない。早期売却はリスクの回避にもつながり、相談主は滞りなく上場準備を進めることができた。